変わっていくこと
2019.09.16
計画相談支援員さんがワンステップの利用者さんに
モニタリングを行った際に感じたこと・・・
計画相談支援員との質疑応答がしっかりと行えている。
以前は質問されても「う~ん」と考え込んだり、
自分の考えや気持ちを言葉にして伝えることが難しかった利用者さんが、
しっかり自分の思いを言葉にして伝えている。
特に、就労に向けて必要なことを具体的にあげられていることは
自分が変化することが必要だという気持ちの表れと感じました。
所内での活動を通しても、
やったことがない作業内容にも挑戦できるようになったこと。
以前は、できない不安や失敗したらどうしようという
気持ちから「やめておきます」だったこと
「先ずは、やってみます」になったこと。
そして、「できない・苦手」としていたことも
練習すればできるようになる!と挑戦できるようになったことです。
他の利用者さんが「できない・苦手」であきらめようをする姿を見せた時に
「私もはじめはできなかった。でも、今はできるようになっている。
だから、挑戦してみて!」と声をかけていました。
嬉しい変化です。そして、この変化には時間がかかりました。
急激な変化は急激な後退をもたらすかも知れません。
ダイエットも過激であると痩せるという変化のスピードは速くても、
その分、リバウンドを起こす可能背も考えられます。
焦る気持ちは自分が変化したい!という思いの表れです。
その思いを大切にし、じっくり確実に
”ワンステップ”を踏み出し、積み重ねていけるような支援を
私たちは心がけています。