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コラム・日々のこと

夢の寄席☆

2017.12.11

週末、柳家花いちさんの落語を鑑賞してきました☆

ここ3年ずっと見てつづけている落語家さんです。

今回の演目は「猫の皿」「抜け雀」とオリジナル創作落語の3本。

http://yanagiyahanaichi.wixsite.com/hanaichiofficialweb

花いちさんの落語の好きなところは一生懸命であるところと

腰の低さ、感謝を忘れないところです。

ひたむきで、まじめに芸事に取り組んでいる、その努力、一生懸命さ。

一生懸命すぎて、もうちょっと「いい加減」になったらな~と

思うところもありますが、その部分は落語を聴くたびに

和らぎ、成長を感じる大きな部分でもあります。

3年前よりも格段に上達しています☆

素人なので落語を語ることはしませんが、

花いちさんも「噺家になる!」とその門をくぐった時は

何もできない素人だった。つまり今日の花いちさんがあるのは

日々の修行のなせる業なのです。「千里の道も1歩から」続けて行く力です。

 

腰の低さは「俺の噺を聴け」俺様ではなく、私のような落語素人が

気兼ねなく落語を楽しめる雰囲気を出してくれています。

「楽しんで行ってくださいね~お客さんが多かろうが、

少なかろうが僕は僕の落語を今ある力を出し切ってやるだけです。」という気持ち、

「お集まりの皆さま感謝申し上げます」という思いが伝わってきます。

 

自分が忘れたくない気持ちだから、それを体表している花いちさんが

いいな~と思う要因なのだと自己分析です。

 

そんな花いちさんの落語をいつかワンステップで披露してもらいたい!と

名刺の交換と「事業所で落語ってありですか?」のお話をして、

「呼んでいただけるのなら是非!」と、良い返事をいただきました。

今すぐにではないけれど、近い将来に実現させたい!させる気満々です私☆

ちなみに、お師匠さんは柳家花緑さんです。

今年の夏出版された「花緑の幸せ入門」では

自身の発達障がいのことを記していらっしゃいます。

多弁で自分のことばかり話してしまい協調性がなく、落ち着もない。

小1で勉強が分からなくなり以降、成績はふるわず、忘れ物も多く・・・

先生には叱られ続け、学校には自分の身の置き所がないと感じていた。

障がいが分かったのは4年前のこと。

花緑師匠とてはじめから落語ができたわけでは無し。

そこは努力を重ねてこられたからこそのこと。

努力を重ねていくことは気力も体力も必要でしょう。

地味なことでもありますから途中で投げ出したくなることもあるでしょう。

そこを乗り越えた先にあるものを得るために、

ワンステップの利用者さんも日々、コツコツ積み重ねていらっしゃいます。

支援者としてその努力が花開くようにしたいと思うのでした。

 

 

 

 

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