ジョブミーティングに参加して来ました。

面接を行うわけではなく、企業側が

どの様な職務に、どの様な人材を求めているのか伺ったり

事業所としての取組みをお互いに話合う場です。

企業展、会社説明会のようなイベントです。

就職活動を行っている利用者さんや、直近で活動に入っていく

利用者さんにとっては企業の声を直に聞くことができる貴重なイベントです。

 

今日は7つの企業の人事担当者様とお話しをさせていただきました。

職種は様々でしたが、職務内容を伺うと・・・

ワンステップで取組んでいる作業やそれぞれに取組んでいる

プログラム内容に類似する職務が多くありました。

シール貼り、梱包、検品、計量などの軽作業。

母体の塾のプリントの印刷、校舎ごとにプリントの数量を数え振分けて行く作業。

畑での栽培や収穫、雑草除去の作業。

Word、Excelの入力や操作プログラム。

イベントとして行う調理プログラム。

働いた経験のない利用者さんにとっては、これらの作業が

就労につながるのか？イメージがつかないこともあります。

しかしながら、今日のジョブミーティングで作業プログラムは

就労していく上で確実に必要となる力を養ってくれると感じました。

 

例えば・・・企業の担当者様が、

「印刷物の依頼があり、種類別に指定数量を印刷し、

必要としている部署に配れるようにしていく職務があります。」

と言われました。

それに対してワンステップスタッフは、

「それであれば似たような作業を行っております。

塾のプリントの印刷仕分け作業です。母体が運営する塾の生徒さんが

使用するプリントを種類別に必要枚数を印刷し、

校舎ごとに振分け、配布できるようにしていく作業です。」

具体的にイメージできる内容をお伝えすると話も進みます。

 

「もっと積極的に雇用したいと思っています。

今、考えていることがPCを使った書類の作成作業です。

どれくらいのことを、どの様に切り出して説明していったらいいのか？

分らなくで・・・。」との企業の担当者様のお話しに対して、

「職務を伝えていく担当者の方が入力後確認がしやすい

単純入力やルーティーンの決まったことからはじめて、

初期は時間がかかってもミスをしないことを重要視し、

次にスピード、確実にできるようになるったことを確認してから

少し難しいことを足していく、小ステップを踏んで行くようにすると

いいと思います。」そうお伝えした後で、持ち合わせていた

この様な説明をすると、エクセルでこの様な書類が出来上がります。

説明の際に重要になってくるポイントも合わせてお伝えしました。

 

会社説明会と少し異なるのが後半の部分かと思います。

企業側が「どうしていったらいいのか？」そこに答えを出していくことが

私たちの働きでもあると感じました。

ワンステップでは訪問型ジョブコーチの資格を持ったスタッフが在籍しています。

就職した利用者さんの意見にも企業側の意見にも対応して行くためです。

 

※付箋はブースごとの企業情報です。

参加前に参加する利用者さんとワンステップスタッフで

参加される企業の研究をし準備万端で参加しました！！