私たちワンステップは利用者さんからお話しを伺い

個別支援計画を提案し、ご納得いただいた上で取り組んでいただきます。

通所いただくことになった際には、ご家族のことも考えさせていただき、

できればご家族の方のお話もお伺い、ご協力いただきたいと思います。

 

ワンステップで支援プログラムに一生懸命取り組んで、

帰宅すると「今日の報告を楽しそうにしてくれます」と

ポジティブな状態であれば安心なのですが、

家に帰ると1日頑張った反動なのか？「疲れています」

「少し言動が荒っぽくなっています」などネガティブな状態であるなら、

その状況をお話しいただきたいと思います。

外に出た時に受けることが自分の中で消化できないということは、

就職した場合、その様な状況が継続して働くということに

大きく影響してしまうからです。

もしかしたら、私たちの支援に問題があるのかも知れません。

その様な状況になる原因を見つけ出し、しっかりと対応したいと思います。

家庭のことは私たちには見えない部分であるからです。

 

また、親子で将来の希望にズレが生じた場合や、

保護者の本人への希望や要望が強すぎる、過干渉になっている場合にも

介入させていただくことがございます。

これはご本人の中に目的や目標の意識がないと、

うまく進んでいかない可能性があるからです。

良くない状況になれば「親がこうしろと言ったから」ということにもなりかねません。

誰のための就労移行支援でしょうか？それを思っていただきたいのです。

 

ワンステップが利用者さんにとって安心して通所できる場所であることを

私たちは常に意識しています。

それと同時に、利用者さんが帰っていく家庭という場所が心落ち着いて、

癒される場所であって欲しいと、私たちは願っています。

心の安定が保たれないとワンステップに通うことさえもままならなくなるからです。

 

私たちは利用者さんを利用者さんが関わりを持つ関係機関と連携し、

広い視野を持って支援していきたいと思っています。