リアクション大事☆
2018.01.15
先週のSSTでリアクションの大切さを体感して頂くことを実施しました。
利用者さんとスタッフが2人1組になってお話しをする。
スタッフは聴き役に徹する。
話しは4~6分ほど行ってもらいますが、時間を前半後半に分けます。
前半の2~3分は聴き役スタッフが
目線を合わせて相づちを打ったり、返事をしたり、質問したり、
リアクションよく話しを聴きます。
2~3分経過したところで一旦ストップ!!
後半の2~3分はスタッフがほぼノーリアクション
相づち禁止、目線合わせない、そっけなく返事をするなど
ほぼノーリアクションで話しを聴く。
コレが終わった時点で、
お話しをしていた利用者さんに質問します。
「前半・後半でスタッフの何かが違っていたのですが・・・
分かりますか?」と。
この順番で行おうと思っていたのですが・・・
前半は会話が大盛り上がり♪時間を区切るタイミングが
難しいくらいです。
そして、ほぼノーリアクションの後半は2分と会話が持たない!!
前半がウソのようにシーンと静まり返って会話を楽しもう♪という
雰囲気は全くない状態になりました。
「前半・後半でスタッフの何かが違っていたのですが・・・
分かりますか?」と聴かなくてもいいでしょうという状況でした。
勿論、利用者さんに様々な意見を出してもらって
このSSTは大成功でした。
利用者さんの中には「自分は上手くリアクションできていないと
思った」と自分に振り返りをする方もいらっしゃいました。
1対1や少数の方とのコミュニケーションでのリアクションは
そこにいる方にダイレクトに伝わります。
気に留めておきたいことは大勢の方で話しを聴く
講演会や会社の朝礼や、大きな会議なのでのリアクションです。
大勢の聴き手がいる中で「私、聴いています☆」と、
話し手に伝える最も簡単な術は「相づちを打つ」ことです。
また、自分の心に余裕がないときは聴くリアクションも薄くなりがちです。
相手の聴く際の自分の様子がどんな状態なのか?
確認をしてみるといいかも知れません。
リアクションがいい=
相手の話を聴く意欲があり、相手のことを認めています。
心の余裕もあるでしょう。
リアクションが悪い=
相手の話を聴く意欲がなく、相手を許容できない状況。
心の余裕もないでしょう。
リアクションが苦手な方、
無理してオーバーリアクションをする必要はないです。
自分が話しを聴いてもらう際に相手にどんな雰囲気で
聴いてもらいたいと思うのかイメージをして、
自分がして欲しいように相手にやってみることからはじめてみて下さい。