よからぬ言い訳してませんか?
2017.11.28
今日のSSTのテーマは「セルフハンディキャッピング」
この場合の解釈は、物事を行う際に、
たとえ失敗しても自尊心(自分を大切にできる心)が保てるように、
「もともと失敗する理由や原因が自分にはあったのだ」としたり
「失敗する原因を作り出してしまう行為」とする心理学用語です。
簡単に言いますと
「自分にはそんな力がないから・・・」「がんばっても上手く行きっこない・・・」
「たぶん、やっても評価してもらえないから・・・」など
「否定的で自分を守るための言い訳」です。
「言い訳」することにはメリットがあります。
失敗しても、それなりの理由があったから
仕方がないよね~と自分にも周囲にもできなかった
ことを「仕方ないこと」としてもらえて傷つかずにすみます。
「否定的で自分を守るための言い訳」ありきで、
物事に取り組み成功した場合は、「できないと思っていたのにできた!!」と、
自分を褒めることができたり、思わぬ周囲からの評価を得ることができたりします。
ただし「否定的で自分を守るための言い訳」を繰り返し行うと・・・
失敗の原因を理解しなくなり成功の妨げとなります。
成功についても「どうして上手く行ったのか?」の理解ができず
成功が行き当たりばったりのラッキーになってしまいます。
セルフハンディキャッピングが癖になると「どうせできっこない」
「やっても無駄だ」と失敗の自己暗示にかかりチャレンジする前に
不安感がつきまとい、前進する気力を失ってしまいます。
では、どうすればいいのでしょうか?
言い訳をやめればいいの?
でも、それってキツイ!!皆さんに考えていただきたいです。
明日は、どうすればいいのか?についてコラムを書かせていただきます。
そして、今日のSSTでは
時と場合により、必要な言い訳もあること、
言い訳をする相手と自分の関係性も大事であることなども
意見として上がりました~☆
SSTで皆さんの意見を伺えることがとても有意義だと感じます。