あなたの怒りの点数!当てちゃいます!!
2018.11.20
今日は、見学の方がいらっしゃったので、
ワンステップの利用者さんと一緒にできるゲームを体験して頂きました。
「あなたの怒りの点数!数当てちゃいます!!」
①カードを引きます。
「会社の嫌いな同僚に自分の手柄を横取りされたら?」というカードを引きました。
②カードを引いた方は「怒りの点数」を決めます。
③カードを引き点数を出す方に対して、周囲の参加者は質問を3つします。
質問No.1
Q「自分が通う大学の教授に自分の実験データを盗まれたらどう思う?
相手に何か仕返しとか?やります?」
A「データを盗まれた自分にも非があったと思います。仕返しとかは特に何もしません。」
質問No.2
Q「家族とケンカしますか?頻度はどれくらいですか?」
A「うーん・・・(物凄く考えながら)ケンカは基本的にないかな~?あっても月に1回です。」
質問No.3
Q「水戸黄門に出てくる悪代官の様な悪い人たちがいて、その人たちのことをどう思いますか?
許せないとか、酷い奴らだとか、そういう奴もいるよねとか。
そして、もし悪い人たちが水戸黄門の様な人にこらしめられたら、
どの様な気分になりますか?」
A「先ずは、悪い人たちについて・・・わ~悪い人たちがいるなとは思います。
でも、それだけです。こらしめられたとしたら、まぁ~そういうことになるでしょう
くらいで、特にスッキリするわけでもありません。」
④3つの質問が終わったところで参加者は点数を考えて発表します。
「3点」「5点」「6点」・・・。
⑤そして正解の発表とどうしてその点数をつけたのかを話します。
「3点です。働いていればそういうこともあるかな?相手は嫌な人だしな~と思います。」
周囲の参加者からは、
「えー怒らないんだ!?」
「触らぬ神にたたりなしって思うってことですか?」など、
カードを引いた人への気になることの質問が続きます。
この方は、嫌な人がいても当たり前。嫌な人は空気のように思って接する。
嫌な人のやることを逐一、気にして、そのことに執着して捕われることが
怒りのそもそのも原因なのでは??と感じていらっしゃるようでした。
そんな風に考えることで「怒り」をやり過ごしているんだ☆
人の意見や話を聞くことで、自分には無かったアイディアが加わります。
今の自分には取り入れられないアイディアや考え方であっても
そういう方もいるのだ!と気づくことが大切で、その気づきが
あなたの考え方、私の考え方の幅を広げていくのだと思うのです。
※本当のカードの遊び方は上記の内容とは少しことなります