冬の大切さ
2017.03.27
もう間もなく咲くかしら!!!
今日もそんなことを思いながら、桜のつぼみを観察しました。
桜が開花するには暖かさよりも寒さが重要ってご存知ですか?
桜の開花には「体眠物質」が関係しています。
「体眠物質」とは植物の芽吹きを眠らせる働きをする物質です。
花が散り、葉が残ったタイミング、4月中旬から秋になって
葉が枯れ落ちるまでの間、この「体眠物質」を作り続けます。
葉が落ちると「体眠物質」の生産が止まり、今度は「体眠物質」を
たくわえることを始めます。「体眠物質」のたくわえ先が、つぼみなのです。
木の中に満ち満ちていた「体眠物質」がつぼみに全てたくわえられたその時が
桜の開花準備がやっと完了となるのです。
たくわえる時期の冬がなければ、開花の準備が整わないということです。
寒さにじっと耐えて、外から見るとぐっと動かずにいるその時期が大切なのです。
そんな「冬」が大切なことを、私たちの人生にも置き換えることができるのでは
ないでしょうか?
やる気がでないな・・・動けないな・・・耐え忍ぶような
そんな時期を過ごしている方、心身のバランスを欠いている状態では
次のステップに進むことはできません。
バランスを欠いてしまったなら頭なのか体なのかどちらかが
「もうダメです。ちょっと休ませて。次のために今はそうさせて。」そう
訴えている、それが私たちにとっての冬だと思うのです。
あなたの今はどんな状況ですか?
無理は禁物ですが、「今は動けない。でも、このままではいけない」と感じている方
「もうそろそろ動いてみようか・・・」動き出したい方
「どうすればいいのか分からない・・・
だから誰かの意見を聞いてみたい」そう思っている方
どんな状況であれ、その思いを誰かに訴えてみたいという気持ちになられた方
ワンステップでその気持ちを話してみませんか?