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コラム・日々のこと

イメージの授受

2017.10.11

イメージが相手に伝わっているのか?

相手のイメージを受け取ることができているのか?

コレを客観視していただくために

連想ゲームを用いたSSTを行いました!

出題者から3つの言葉を出します。

ここから出題者が何を正解としているのか?当てていきます。

 

では問題~

次の3つの言葉から出題者が正解としているものは何でしょう?

①ミドリ

②梅雨

③跳ぶ

ココで正解を出せる方もいれば、そうでない方もいます。

正解を出せた方には「正解に導く言葉を」お手伝いをしていただきます。

④がま

⑤うし

⑥食用

⑦ヤドク

⑧ど根性

ここまで言葉が出ると皆さん正解されます。

※正解は「カエル」です。

出題→正解→お手伝いを繰り返していくと・・・

自分がどの段階でイメージをつかめるかが分かってきます。

 

仕事をする上で、仲間との共有情報やイメージにズレがあると

トラブルの発生率が高くなります。

自分のイメージの授受の程度を理解しておくと、分かったつもりの

ズレを防ぐことができます。

 

出題しようと思っていた問題の言葉の中に

「①オレンジ」というものを上げていたのですが、

利用者さんが出題者になった際に

「”①オレンジ”使います。多分、出題者の○○さんと同じ答えだと思います。」

と、お話しをされました。

①オレンジ

②イナズマ

③ダイナマイト

正解が分かった方から

④夜空

⑤ライオン

⑥本当は6人組でも5人組だった

※答えはSMAPです。

『おお!!同じオレンジがスタートで、答えが同じだと

予想をされたけれど、私とは答えが違うぞ!』私はそう思いました。

同じ言葉を使うからと言って答えが同じとは限りません☆

この気付きが重要です!!!

固定概念が自分と相手とのディスコミュニケーションを

生む可能性があること。固定概念にとらわれ安い方は、

相手に自分の考えを強いる傾向も出てきます。

ちなみに私の「オレンジ」は、

①オレンジ

②岐阜

③シブ

④硬い派と軟らかい派に分かれる

など・・・

※正解は柿です。

全く異なります。また、お手伝いの言葉は、出題者では

思いつかなかったのもが上がってきます。

これも自分が正解に導ける言葉はコレだ!!と思い込んでいる

固定概念があることや、自分の考え方が如何に狭いものなのかを

気付かせてくれます。

 

ワンステップでは一方通行ではなく相互に高め合う

アクティブラーニングの観点からSSTのプログラムを行っています☆

 

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