受け取り名人☆
2017.12.26
皆さんは、ストロークの受け取り名人ですか?
「ストローク」って何?って方に先ずはこの言葉の説明です。
「ストローク」心の栄養になる言動です。
具体的には「認めること」「ほめること」「感謝すること」「謝罪すること」
人から、自分がされて嬉しい気持ちになる言動全てが「ストローク」です。
この言葉は心理学の1つである交流分析で使われることばです。
本題に入ります。
日本人は謙虚が美徳とされています。
手土産を渡す時には「つまらないものですが」
ほめられたら「いえいえそんなことないです」ということが常でしょう。
でも!!せっかく、ほめてもらったことを「いえいえ」「そんなことないです」と
「受け入れませ~ん」「受け取りませ~ん」とやんわり断っているのです。
心の栄養になるものを断っているのと同時に、「ストローク」を
与えてくれた相手を「認めません」としてしまっているのです。
こんな勿体無いことしないで「ありがとう」と素直に受け取ることができると
贈った人も受け取った人もとてもHappyになれるので、受け取り名人にならなきゃ損です☆
今日は、ストロークを断わられると、受け取ってもらえると、
どんな気持ちになるのか?を体感して頂きたくSSTで実践しました。
が!!意外にも落とし穴・・・
受け取り拒否はキツく!強めに!!
「そんなことないです!」と断ってみて下さいとお願いしたのですが、
皆さん心根が優しい方ばかりで、やんわりとしか行かず、スタッフが代表して行うことに・・・。
ストローク「○○さんは、いつも優しくしてくれますね♪」
拒否「そんなことないです!」
すとろーく「○○さんの靴下、素敵な色ですね♪」
否定「そんなことないです!」
この繰り返しをしているスタッフの様子を見て
利用者さんからは
「何か、2人の間に壁を感じる」「さみしい」「仲良くなりたくないって気持ちがない」
などの意見がでました。
その逆も行いました。
ストローク「○○さんの髪は美しい黒髪ですね♪」
受取人「ありがとう」
この繰り返し。受取人をしてくれたスタッフは終始、ニコニコ照れていまいした。
その様子を見ていた利用者さんの顔も、ニコニコにどんどん変化していきます。
周囲にいる人に気持ちって感染していくものです。
照れてしまうのは「謙虚が美徳」の日本人だからですね~
「ありがとう」と素直に受け取ることに抵抗がある方は
もう少し謙虚な受け取り言葉があります。
「ありがとうございます。そう思ってくださっているのですね。」
全面的に受け入れているというよりは、あなたがそう思ってくれいていることに
「感謝するよ」「認めるよ」と、自分ではなく相手をメインにした言葉です。
受け取り名人になって心の栄養をたくさん蓄えてみてください☆