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コラム・日々のこと

~「ストローク」について~

2017.02.25

人間性心理(交流分析)におけるストロークについてのお話させていただきます。

「ストローク」とは相手または自分の存在・価値・行動を“認めている”という

ことを伝える、言葉や行為などの働きかけです。

「ストローク」には肯定的なものと否定的なものが存在します。

今日は、肯定的ストロークについてお話します。

 

具体的に言葉とその言葉を発する時にとる行動をあげてみます

・日常の挨拶「おはよう」「こんにちは」・・・手と手をタッチ“ハイファイブ”する

・「ありがとう」・・・握手する

・「大丈夫だよ」・・・背中をなでる

・「よく頑張っているね」・・・肩をポンとタッチする

・「私、ここまでやることができた」・・・ガッツポーズをとる

・咳き込んだ時「大丈夫?」・・・背中をさすってくれる  などなど・・・

 

「ストローク」を与えてくれる相手のことが好きか嫌いかで、プラスに受け取るか

マイナスに受け取るかが左右される可能性や、人によっては触れられる

”行為”があまり好きではないという方もいらっしゃると思いますが、

多くの人は上記の言葉や行為を好意的に感じられることでしょう。

何より「ストローク」は特別なことではなく、日常に行われていることなのです。

 

たくさんの「ストローク」を受け取ると、人は自信に満ち、

安心感が得られ、周囲への信頼感もうまれ、幸福な気持ちになります。

心が大変に穏やかで、安定した状態になります。

そして「ストローク」で安定をしている心待ちの人は、他者への「ストローク」を

上手にすることができる、素晴らしい相乗効果が起こります。

 

何気ない一言や行為で自分も相手も気持ちがHAPPYになれることなら

ちょっと試してみる価値があるのではないでしょうか?

 

お母さんに「ご飯おいしいね」、お父さんに「お仕事お疲れ様」

会社の同僚に「このプロジェクト一緒に乗り切ろう!」

身近にいる人に向けて「ストローク」

 

1日を終える自分に「今日もよくやった」と拍手を贈る。

今の自分に満足できていないあなたも、

今日1日「自分がここに存在したことを認めるよ!!」

自分に向けて「ストローク」

 

大げさであったり特別でなくていいのです。
自分や相手がホッとするような「ストローク」試してみませんか?

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