自分のことを誰かに分かってもらいたい

でも、

何から伝えたらいいのか・・・

変な風に伝わってしまったらどうしよう・・・

伝えることにも不安が起こってしまう方、

伝えたいことと自分の気持ちを整理してみてはいかがでしょうか？

手順は①から④です。

 

①誰に伝えたいか？書いてみよう

 

②伝えたいことを箇条書きにして書き出してみよう

□いくつか書き出したらその中で伝えたいことの順番を決めてみよう

□たくさんあるなら3つくらいにしてみよう

 

③伝えようと思ったきっかけを書いてみよう

□どうして伝えようと思ったか自分の気持ちに素直に

 

④伝えたことで相手に期待することを書いてみよう

例えば・・・

聞いてくれるだけでいい/協力して欲しい

分かって欲しい知って欲しい/○○は辞めて欲しい

 

では、実際に活用してみます。

30歳代、実家の近くて一人暮らしをしている私が20時を過ぎても

帰宅していないと分かると必ず帰宅の確認メールをする。

その後、顔を合わせると不機嫌そうでお互いに嫌な思いをする。

この状況を何とかしたい！

 

①母へ

②帰宅の確認メールを毎日、送信することはひかえて欲しい

③「いつ帰るの？」「まだ帰らないの？」のメールの文面が怒っているように

感じられて気持ちが焦る。メール後に顔を合わせるとお母さんが不機嫌なことが悲しい。

④夜の21時を過ぎても帰宅しない時や、予定が分かっている場合は

私から連絡をします。だから21時まではメールを待って欲しい。

お母さんが私を心配してくれる気持ちには感謝するけど、その心配が

私とお母さんの関係を悪くさせていると感じている。

整理して伝えられることかどうか？悩むことになるかも知れません。

でも、言わないでおくことは、スッキリしないもやもやしたものをずっと

抱えることになり、あなたに悪影響を及ぼします。

これは、自分自身を自分で傷つけてしまってる状況です。

これを人間性心理(交流分析)ではディスカウント(値引き)と言います。

「ディスカウント」の話はまた次のコラムにてお話しさせていただければと思います。