コンプレックスの見方をかえてみる
2017.01.13
あなたの“良いところ”は?
こんな質問をされた時、あなたはどう答えますか?
私なら恥ずかしくて「何も無いです」と答えてしまいます。
でも、あなたの“悪いところ”は?と聞かれれば、
「思い当たることがたくさんあります」と、
直ぐに”悪いところ”を答えることができます。
皆さんはどうでしょう?
“良いところ”と“悪いところ”のは光と陰、表と裏の関係と言われます。
光が必要なときもあれば陰が必要とされる場合もありどちらも重要です。
表で活躍する人がいますが、それは裏で支える人がいるから成り立つことです。
自分の判断だけで良し悪しを決めるなんてもったいないことです。
状況や考え方次第では、自分がコンプレックスだと考える
“△悪いところ”も“○良いところ”になるということです。
例えば「△気が短くせっかち」は「○積極的に行動できる」ということになります。
「△とろい」→「○ゆっくりだけど丁寧で時間をかけて物事に取り組むことができる」
※「とろい」は岐阜弁で“鈍い” “機敏でない様”を表す言葉です
「△気が弱い」→「○回りに配慮している、熟慮している」
「△わがまま」→「○自己主張できる、自分の考えを持っている」など・・・。
コンプレックスで“△悪いところ”と思っている部分を肯定的に捉え言い換えてみると、
自分の“○良いところ”になる。思ってもいない変化をするのです。
ご自分のことを否定的に考えていらっしゃる方、こんなふうに自分の“良いところ”を見つけてあげて下さい。そして、自分の“良いところ”を認めてあげて下さい。
そうすると“心がちょっと楽” になります。
こうして自分の“良いところ”探しをしていくうちに、
少しずつ心が楽になって行くのではないのでしょうか。