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コラム・日々のこと

「ディスカウント」

2017.02.23

「ディスカウント」という言葉を辞書で調べると

「値引き・低価格などの意味」とのっています。

 

金銭的なディスカウントはとてもうれしいことですが、

それが人に対して行われるということが、人間性心理学(交流分析)で言われています。

「ディスカウント」人としての価値を下げてしまう、値引いてしまう行為です。

 

自他の人間関係の中でディスカウント(値引き)したり、されたりすることがありますが、

今日は自分自身にディスカウントを行っていないか?考えて見ましょう。

 

こんな気持ちになったり、考え方をしていたりしませんか?

・他人と比較ばかりして自分を否定しダメ出しばかりをしてしまう

・自信を失いかけている、失っている状況で

「やっぱり私はダメなんだ」自分で自分に追い討ちをかけるようなことをする

・失敗したときに自分の能力や存在まで否定してしまう

・自分で自分の限界を決めて、「私にはできっこない」と可能性を潰してしまい

結局、何もできなくなってしまう

 

どうでしょうか?

自分で自分の価値を下げてしまう。

これが自分を「ディスカウント」している状況なのです。

 

誰でも、自分に自信がなくなりそうな時、失敗した時は

この様な気持ちになってしまうと思います。

問題なのは、自分で自分にディスカウントし続けることなのです。

他人から受けるディスカウントは極論ではありますが、人と接しなければ

起こらないことで、回避の術があります。

しかす、上記のような気持ちにとらわれ自分で逃れることや止めることができないと

再現なくディスカウントが続いてしまうのです。

 

不安・恐れ・無力・無気力「ディスカウント」によって起こることは

百害あって1里なし!とても恐ろしいことなのです。

 

とらわれていると実感をお持ちの方、その「とらわれている」気付きが重要です。

気付いていれば、この状況が自分にとって、いいか?悪いか?思ってください。

おそらく「悪い」と思われるでしょう。では、その「悪い」ことをとめてみましょう。

気持ちではなかなか止められないと思いますので、行動で回避する方法を上げてみます。

 

・ディスカウントが始まってしまったと感じたら、

頭の中で「ストップ!!」といってみましょう

実際に声に出してみるのもよいでしょう

→「ストップ!!」が「ディスカウント」してるよ!止めようね!!の合図です

 

・腕に輪ゴムをつけます。ディスカウントな考えにとらわれ出したらゴムを弾いてみます

→ゴムを弾くこと少し痛い刺激が起こります

これが「ディスカウント」してるよ!止めようね!!の合図です

 

・「ディスカウント」に対抗するべく自分が喜ぶ・気持ちが上がる言葉を頭の中で思う

実際に声に出して言ってみるのもよいでしょう

→「ディスカウント」よりも大きなよい気持ちを膨らませて対抗します

☆自分が喜ぶ・気持ちが上がる言葉がなかなか思い浮かばない人は、言葉を書き留めて

書き留めたものを持っておくとよいでしょう

 

「効果なさそう・・・」「やっても意味ない・・・」そう思った方!!

今、ディスカウントしてますよ!!!

☆「百聞は一見にしかず」まずは、やってみて下さい☆

そして、もっといい方法をご自分でつくられてみることもよいでしょう!!

あなたを元気にできる力をあなたは持っているはずです!!

 

方法の中で最後に上げた「自分が喜ぶ・気持ちが上がること」が

ディスカウントの反対の行為です。

これを「ストローク」といいます。

次回は「ストローク」についてお話をさせていただきたいと思います。

 

 

 

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